トップ  >  基本資料  >  理事長所信


伊勢原青年会議所第34代理事長 飯田博之



・ 地域の魅力を創造する事業
・ 市民の自立と社会参画意識の向上
・ 会員拡大
・ 会員の資質向上と人材育成の強化
・ 神奈川ブロック協議会との連携
・ Vision of Isehara−JC 2008の検証・推進





「生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知的なものでもな
い。最も変化に適応できる種が生き残るのだ。」チャールズ・ダーウィンの言葉
にもありますが、成長し続けるために我々は常に変化を求められています。経済
のグローバル化が急速に進んだことにより、我々の身近なところで起こる事象だ
けを見つめ、考えていては確実に時代の波に取り残され、淘汰される時代です。
変化に対応できないものに成長、発展の道はなく、JCにおいても例外ではあり
ません。JC運動の全ては「明るい豊かな社会の創造」に帰結します。今、NP
Oをはじめとし、様々な市民活動団体がある中で、我々が地域から必要とされ影
響力を発揮し続ける為に、大所高所からみて変化を求めなくてはいけないことは
何であるのか?また、守り続けるべきものが何であるのかを常に考えることが大
切です。

 我々は相互依存の中で生き、誰一人として自分一人の力だけで生きているもの
はいません。つまり、家族、会社等どれをとっても目を背けることは出来ず、自
己を支える根幹の部分においては、誰よりも変化に敏感でなければならないと考
えます。自己の置かれている状況を的確に把握し、先を読むことができて初めて
JAYCEEであり、JC運動に邁進できるものです。JCは自主的に同じ理
念、目的、信条の下に集まった組織です。その参加はあくまでも個人の意志に
よって決定されます。同じ理念、目的、信条の中でメンバー及び我々を取り巻く
方々にとって、おもしろく、わくわくするような魅力あふれる運動を行わなけれ
ばなりません。

 本年度は「積極果敢!」〜強い心をもち、変化を求め考動しよう〜をスローガ
ンに掲げ、自由な発想で考え、揺らぐことのない強い信念をもって行動して行き
ます。



 あなたは伊勢原の魅力について尋ねられたとき、すぐに答えることができます
か?自分の暮らす地域の魅力を語るには、まずは地域の歴史的な成り立ちを知
り、なぜ今日に至っているのかを理解することから始まります。地域の歴史を知
り、理解することから本当の素晴らしさ、偉大さを改めて実感することができる
ものだと考えます。豊かで便利な現代社会、インフラが整備されものや情報が溢
れ、行こうと思えば簡単にどこへでも行ける時代です。だからこそ地域のもつア
イデンティティについて考え、高めていくことが必要なのではないでしょうか。

 美しい山河、様々な歴史的遺産等、私たちが地域に対して誇りを持ち、心の拠
り所となる要素は数多くあります。また、その地域の歴史や継承される伝統文化
もその一つに挙げられます。人々が自分たちの手で創り上げ、脈々と受け継ぎ伝
えられてきたものには大きな価値があり、その地域の誇るべき財産ともなり得ま
す。伊勢原の恵まれた自然環境、伝統文化を活かしきることができれば、よりす
ばらしい地域を創造することができるのではないでしょうか?

 伊勢原JCの活動の中心に位置づけられるのは、まちづくりの事業であり、
我々はこれまで「GET KOMA CHAMPいせはら独楽チャンピオンシッ
プ」を始め様々な運動を展開してきた実績と経験があります。この経験をしっか
りと活かし、我々の地力として更なるまちの活性化を推し進めるために、これま
での事業がなぜ創り出されたのか、なぜJCが取り組むのか、我々がこれから行
う事業によって将来どうなるのかということをしっかりと考える必要がありま
す。

 日本JCでも、地域の宝を掘り起こすことで、地域活性化を目指す取り組みが
推進されています。伊勢原JCでも昨年、地域に眠る宝を掘り起こし、伊勢原の
伝統行事を復活させようと、LOM内での研修を進めてきました。本年度はこれ
をかたちにし、行政と協働で大きな波を起こしたいと思います。また、伊勢原市
を代表する事業として今後大きく発展させる為には、JC、行政だけではなく、
多くの市民に興味をもって頂き、積極的に参画してもらう土壌づくりが必要不可
欠であります。より素晴らしい事業とするために、他の団体との連携強化を積極
的に推進していきます。市内外に発信し、認知され定着するまでには、長い時間
がかかるでしょう。2年後、3年後のイメージを描き、将来この地域を担う人た
ちが「あのときの伊勢原JCの事業に参加したから、自信を持って伊勢原の魅力
を語れるのです。」と言ってもらえるよう、妥協を排して取り組みます。



 一昨年、伊勢原JCが県内初となる行政とのパートナーシップ協定を締結し、
市民討議会を開催しました。住民基本台帳から無作為抽出した市民の方々に「地
域ブランドを創ろう」「市民参加型社会を創ろう」というテーマについて討議し
てもらい、市民の社会参画意識を高めるという観点において、一定の成果を上げ
ることができました。

 しかし、我々がまちづくりの団体として目指すべきところは、市民が自らの発
想と責任で地域資源を生かし、課題を解決していく、その土壌をつくることにあ
ると考えます。中央から地方へ、今全国で中央集権という行き詰まりを迎えたシ
ステムを打破しなければならないという気運が高まっています。今後必ず来るで
あろう社会システムの変革に対し、地域のアイデンティティを市民自らが高めて
いくために、我々JCが行動を起こさなければなりません。その為に、今まで
行ってきた市民討議会や公開討論会は今まで通りで良いのか?もっと工夫し改善
するべき所はないのか?より効果的な考え方、やり方はないのか。我々が市民と
同じ目線で考え、先を読み、形式主義に陥らずに前向きな変化を求め続けること
が大切です。

 また、国政、地方選挙を問わず、政策判断を促す手法としてマニフェストが定
着しました。抽象的な政治選択から、どのような政策をもって行政を行うのか、
具体的な政策選択が出来る方向へ舵が切られたことは、有権者の政治参加意識を
高めるという点において大きな変化です。市民が政治を自らの生活に直結する問
題として捉えるためには、市民が選択をし、その結果が生活に反映されていく実
感が必要です。

 今まで以上に活力があり、影響力を発揮できる事業を行うために、まずは我々
がしっかり知識を得た上で、伊勢原JCが目指すべき方向性をメンバー全員で共
有し、発信していきたいと考えます。



 我々は明るい豊かな社会の実現のため、想いを込めた事業を行い、運動を展開
しています。しかしながら40歳で卒業を迎えるJCは、一瞬でも会員拡大を怠
ると組織存続の危機に直結します。この地域に求められ、そして我々が必要であ
ると信じるまちづくり運動を行い、その輪を広げていくために、同じ志を持つ仲
間を集めていくことはどうしても必要なことなのです。私はJCを通して様々な人
と出会い、喜びや感動、何物にも代えがたい多くの経験を得ることができまし
た。伊勢原JCに入会したことで今の自分があると感謝しています。精一杯やり抜
くことで、人は必ず成長します。“誰かがやってくれる”ではなく、“自分がやる”と
いう意識で、まずはメンバー一人ひとりがJCに対して自信と誇りを持ち、組織や
運動の魅力を積極的に多くの人に語って下さい。その行動が必ずや共感を呼び、
会員拡大に繋がると確信します。

 また、多くの方々にJCの存在そして運動の意義を知って頂き、理解を得なけ
ればならないことも忘れてはなりません。我々がまちづくりの団体として説得力
のある運動をしていくには、JCを応援してくれる方々の輪を拡げていくことが
必要不可欠です。そのためにも、ウェブサイト・広報紙を通じて我々の活動を正
確でわかりやすい形で伝えるために積極的に情報を発信し、一人でも多くのJC
ファンを増やしていきたいと考えます。



 「率先して行動することを宣言する」JC宣言の中で謳われている一節です。
JCという学舎には、その活動を通じて切磋琢磨し、自己を磨き高めることがで
きる環境が整っています。どれだけ自己を高めることができるのか?それはどん
なに辛くとも与えられた責務は必ず全うするという強い意志、責任感とそれに伴
う行動が起こせるかどうかにかかっていると考えます。頑張れば壁にぶつかり、
壁を乗り越えればまた新たな壁が現れ、自己の成長に比例しその壁が大きくな
り、望めば無限の可能性が広がっています。

 まちづくりはひとづくりから始まります。変化の激しい時代を生き抜くには、
独創的なアイデアを立案する感性が必要であり、クリエイティブな体質を強化す
る必要があります。誰もが考えもしなかった新しい発想を掲げ、誰もが実現不可
能とも思えることに挑戦する。そんな余人を以て代え難い存在になれば、どんな
に厳しい状況のなかでも光明を見出し、独自の存在感を創り出すことができると
考えます。また、JCは様々な業種の集合体であり、それぞれのノウハウや英知
を集結することで、思いもよらぬ発想で事業を構築するポテンシャルを秘めてい
ます。JCに所属しているということは、その経験そのものが企業に、地域に
とっては何事にも代え難い財産となるはずです。だからこそアンテナを大きく広
げ、ひとつでも多くのことに興味を持ち、貪欲に新しい知識を学び増やしていか
なければなりません。常に興味を持ち、学ぶ気持ちを意識することで自己の視野
が広がり、大局的に物事を観て判断する能力が備わり行動を起こすことが出来る
人材の育成に繋がるものと考えます。



 本年度も日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会に対し、伊
勢原JCとして積極的に連携、支援をしていきます。毎年、伊勢原JCから神奈
川ブロック協議会、関東地区協議会に多くのメンバーが出向しています。私自
身、今まで数多くの出向する機会を与えてもらい、LOMの活動以外でも多くの
気づきや学び、仲間を得ることができました。一歩外へ足を踏み出すだけで数え
切れない程のチャンスがあります。一人でも多くのメンバーにこの機会を提供し
たいと考えています。向上心を持ち、出向先で多くの出会いや経験をして下さ
い。そこで得たものがLOMに還元されることで、更なる進化に繋がると確信し
ます。

 ブロック協議会の運動を地域に発信する場として、ブロック会員大会がありま
す。「伊勢原の地でも是非開催したい」その強い想いで、ブロック会員大会誘致
に立候補します。誘致をすることが目的ではありません。「なぜ会員大会を伊勢
原で開催するのか?」LOM単独で行っていたまちづくり運動の枠を越えた事業
が展開できることで、地域に対しより大きな影響力を与えることができると考え
ます。また、地域の方々だけではなく、県内20LOMのメンバーに伊勢原の魅
力を発信できる貴重な機会ともなるのです。伊勢原ならではの意義ある会員大会
を行う為に、我々は何ができ、何がしたいのか、誘致を目指す原点を改めて全メ
ンバーで共有し、誘致に向け、不退転の決意をもってLOM一丸となり、全力で
取り組みます。



 光陰矢のごとし。40歳までの限られた時間、漫然と日々を過ごしていたので
は時間を浪費するに過ぎません。JCは自己を磨き高める為の機会に満ちた団体
です。その機会をしっかりと活かす為に、目的を持ち本気で関わって下さい。そ
の先に必ず自分自身の成長があります。

 我々は一人ではありません。周りを見渡せば、一度しかない人生のかけがえの
ない時間を共有する大勢の仲間がいます。同じ目的の下、本気で取り組み行動を
起こせば地域を変えることができると確信します。また、我々がJC運動に取り
組めるよう陰で支えてくれている家族、会社の方々に感謝の気持ちを忘れないで
下さい。JAYCEEであることに誇りを持ち、期待に恥じない行動で応えま
しょう。

 最後になりますが、本年度理事長としての立場を真摯に受け止め、今まで支え
ていただいた先輩諸兄、現役メンバーへの感謝の気持ちを忘れず、誠心誠意努め
る所存です。一年間よろしくお願い致します。

カテゴリートップ
基本資料
次
組織図


メインメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録